既存のダイエット法や運動による減量法で、減量でき且つ生活習慣病が治ったと言う話はあまり聞きません。上手くいっていないと感じている方が大半だと思います。上手くいった方も居られるとは思いますが。ですが、既存のダイエット法で確実に成果を上げることができるのであれば、今日のように沢山のダイエット法や器具及びダイエット食品が氾濫する筈がありません。既存のダイエット法は間違っていると考えられます。
一方、低炭水化物ダイエットや低インシュリンダイエットは減量効果があると言われ大流行(今は落ち着いていますが)したことがあります。また、提唱者の主張によれば、糖尿病や心臓病を始めとした様々な生活習慣病に効果があるとされています。既存のダイエット法では、生活習慣病についてここまで明確に効果を主張したものは無いように思います。
この主張が正しいとすると、炭水化物摂取過剰による血糖値上昇に伴うインスリン分泌過剰が主原因となります。不自然に感じられる方も居られるかもしれませんが。
私自身の経験です。ダイエットを始めた直後のことですが、体重が大幅に減る前に、血液検査の結果の方が先に改善されたように感じました。これは、私が低炭水化物ダイエットで大幅な減量を果たす前のことです。
もっとも、脂肪全体に対する内臓脂肪の割合は皮下脂肪のそれよりも少ないのであれば、先に内臓脂肪が減少しても体重にはさほど影響がないのかもしれません。従って、食生活を改善すると、体重にさほど変化が無くても内臓脂肪は減少し始め、その結果血液検査の結果にも好影響を与えると言うことなのかもしれません。
これをお読みになっている皆さんはどうでしょうか? 例えば、健康診断の前の2週間位摂生すると、体重はそれほど変わらないのに、血液検査の結果は、摂生せずに受けた場合よりも良いという経験はございませんでしょうか? もし、そうであれば、内臓脂肪が減少する前に生活習慣病の症状が改善されたことになり、「内臓脂肪肥満主犯説」を前面に押し出すのは良くないと言うことになります。
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